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フアン・マヌエル・カニサレスさんの音楽

先日、現代フランメンコギターの旗手・カニサレスさんの演奏を聴きました。

正直なところ・・・フラメンコといえば、
「オ~レッ!!」
とか
「フラメンコダンサーのほとばしる汗に象徴される情熱の音楽」
とか
「闘牛のイメージ?!笑」
とか
それはそれは浅はかなイメージしか持っていない私でした・・・笑。

しかし、当然ながら、そんなイメージは一瞬にして覆され、カニサレスさんの演奏は、現代フランメンコギターの、粋でユニークでスタイリッシュな部分を十二分に感じさせるものでした。

だって・・・
「オ~レッ!」なんて一言もないし 笑、
演奏と共に繰り広げられたダンサーの踊りはもちろん魅力的ですが、汗っぽい感じではなくむしろ涙が出そうな程にロマンティックだし、
闘牛のように猪突猛進ではなくむしろクールな大人の部分が殆どだし・・・。
(私のイメージがひどすぎた・・・笑)


資料などを読むと、カニサレスさんは、フラメンコの伝統を尊重している方で、決して新しいものばかりを追っている方ではないよう。
しかしながら、(全ての芸術において感じる)「古典や伝統を重んじ敬意をもっているからこそ実現できる自身の新境地」が生まれてくるのでしょうか・・・。

古典や伝統を尊重する中にも、瞬間的に、地中海の風が吹いたようなリゾート感あるサウンド、実にポエティックな世界に迷い込んだような抒情的なメロディ、ボサノヴァの風を思わせるような響きなどが垣間見られ、それが何とも心地よくてスタイリッシュ。

おかげで、ここ暫くの私は、すっかりとカニサレスさんの音楽に心酔なう。

先日、フランス時代に年に3~4回はスペインへ足を運んでいらしたというピアニストの本田さんが、5月の清々しい東京の空を眺めながら「スペインのような眩しい光だね」なんてことを仰っていました♪

汗ばむような5月の陽気の中、今日も、私は、カニサレスさんの音楽を聴きながら、窓の向こうの陽光にスペインへの憧れを強くしています。

またの来日を心から待っています。
というか、スペイン 行っちゃおう。